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皮膚科

皮膚科

皮膚科

皮膚は全身の血行やホルモンバランス、ストレスなどの影響を受けます。また、内臓トラブルのサインとして症状が現れることもあります。当院では、皮膚トラブルだけでなく全身の状態を総合的に診断し、患者さんに適した治療計画を立案しており、できる限り良い状態を維持できるよう努力しています。

当院の皮膚科診療は、薬による治療だけではありません。適切なスキンケアやアドバイスも行い、自宅で正しいケアや生活習慣ができるようにサポートしております。

また、肌だけでなく、爪や髪の毛の問題にも対応可能です。患者さんの皮膚と全身の健康を総合的にサポートし、最適な治療とケアに取り組んでおりますのでお悩みの方はまずはお気軽にご相談ください。

美容皮膚科

美容皮膚科

当院では、さまざまな皮膚の悩みに合わせて、美容皮膚科診療を提供しています。シミ、そばかす、小じわ、くすみ、たるみ、など、患者さんの皮膚の状態や悩みを詳しくお伺いし、必要と考えられる治療をご提案します。

当院の美容皮膚科は安全性が確保された治療のみをおこなっているため、初めて美容皮膚科診療を受けようと考えている方もお気軽にご相談ください。

皮膚科で診療する主な疾患

アトピー性皮膚

アトピー性皮膚

アトピー性皮膚炎は、バリア機能の低下によってかゆみを伴う湿疹ができる病気です。再発を繰り返す慢性的な皮膚疾患のため、一度治ったとしても油断はできません。この疾患は季節や環境の変化によって症状が悪化することがあり、適切なコントロールが重要です。

ニキビ

ニキビ

ニキビは毛穴に詰まった皮脂や古い角質の影響でアクネ菌が増殖し、毛穴を詰まらせたものです。ニキビを潰すと悪化してしまうことや、ニキビ跡が残る可能性があるため、皮膚科で専門的な治療を受けることが重要です。

いぼ・ほくろ(除去)

  • いぼ:皮膚にできる小さな隆起したできものです。ヒトパピローマウイルス(HPV)によるウイルス性のイボであることが多いです。その場合液体窒素を用いた冷凍凝固療法を行うことが多いです
  • ほくろ:母斑細胞母斑といい、良性腫瘍の一種です。
    当院では日帰りでの除去手術を行っています。いぼやほくろに悩んでいる方はお気軽にご相談ください。

皮膚のできもの

いぼ、ほくろ、粉瘤(アテローム)などのできものは、症状に大きな個人差があります。その見た目が気になる場合や、できものそのものに不安を抱えている場合は、早めにご相談ください。

湿疹(しっしん)

「赤くてかゆい発疹ができました」という症状は、皮膚科で多くの患者さんに見られる疾患です。 原因は、乾燥、皮脂の欠乏または増加、植物、金属、薬剤、化粧品、衣類などとの接触などが考えられますが、中には原因が特定できない場合もあります。かゆみや炎症をよくする外用薬や内服薬が使われます。

汗疹(あせも)

あせもは、汗管(汗の通り道)が詰まることによって起こります。汗が汗管の外に漏れ出し、これが原因でかゆみや炎症が発生します。典型的な症状として、汗管にそって小さな白から赤い発疹が現れ、しばしば痒みが伴います。一般的には、子供の病気とされますが、大人でも長時間座っていたり、お尻の蒸れや通気性の悪い服を着ていたり、高温多湿な環境にいると、あせもが発生することがあります。あせもが掻き壊され、化膿すると治りにくくなることもあるため、他の湿疹や皮膚炎と同様に、早期に適切な治療を受けることが重要です。

蕁麻疹(じんましん)

蕁麻疹は皮膚の一部が赤く盛り上がり、数時間で自然に消える皮膚疾患です。蕁麻疹が長引くと慢性蕁麻疹に進行し、治療が必要になる場合があります。症状が現れたら、すぐに皮膚科での診察と治療を受けることが大切です。ストレスや寝不足、風邪などの体調不良がきっかけになることや、食物や薬剤などのアレルギー反応として出現するもあります。

乾癬

乾癬は、皮膚が赤く盛り上がり、フケのような鱗片が現れる慢性的な皮膚疾患です。遺伝的な要因と環境的な要因(ストレス、肥満、食生活など)がありますがはっきりとはわかっていません。炎症性角化症のひとつで表皮のターンオーバーが異常に亢進してしまいます。主に膝、肘、頭皮などに発生しやすく、全身に現れることもあります。また、関節の炎症症状も同時に現れることがあります。基本的には外用薬で治療しますが、難治性の場合には内服や光線療法や生物学的製剤を使用することもあります。

帯状疱疹

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症で、皮膚に水ぶくれができ、かゆみやチクチクとした痛みが生じます。帯状疱疹は、過去に感染した水痘・帯状疱疹ウイルスが神経節に潜伏し、免疫力が低下した際に再活性化することで発症します。
右か左の片側の神経の支配領域に赤い小水疱があつまって帯状に広がります。広がってくると水疱がつぶれたり、びらんや潰瘍ができます。痛みをでることが多く、抗ウイルス薬での治療とともに改善しますが、数カ月たっても痛みがつづくこともしばしばあります。
疲労、睡眠不足、ストレスなどによって免疫機能が低下することで発症するため、体調管理が重要です。50歳以上の場合は帯状疱疹ワクチンの接種での予防が有効です。

白癬(水虫)

白癬は真菌(カビ)の一種である白癬菌によって引き起こされる病気です。指の間がガサガサになるほか、水ぶくれ、赤みなどが現れます。一般的には「水虫」の名称で知られています。体中のいたるところに感染して頭部白癬、股部白癬、体部白癬、足白癬、爪白癬などとよばれています。
足の水虫がよくしられていますが、足の指の間、土踏まずや踵の皮膚がカサカサして皮膚が剥がれたり、湿っていたりします。爪にできた場合には爪が白色に混濁してもろくなったり変形したりします。

白癬の治療には抗真菌薬の外用薬や内服薬を数カ月にわたって使用します。

しもやけ

寒さで血行不良によって起こる炎症で、気温が5度前後で日中の気温差が10度以上の環境で発生しやすいとされます。症状には赤紫色の腫れが生じ、痛みやかゆみを伴うことがあり、重症の場合には水疱ができ、潰瘍になることもあります。基本的には保温することで予防するのが第一になりますが、症状がつづく場合には末梢血流の循環をよくするための塗り薬や内服治療を行います
毎年しもやけで悩んでいる方は一度当院までご相談ください。

火傷(やけど)

火傷をした場合はまず第一は流水で患部を冷やすことが重要です。その後、できるだけ早く皮膚科を受診しましょう。軽度のやけどで放置しても問題ないと思っていても、実際には治療しなければならないケースが少なくありません。
やけどした皮膚の場所、深さ、面積がどの程度あるのかが治療する上での大事になります。重度の熱傷では熱傷ショックや、多臓器不全、重症感染症をおこすことがあります。
熱傷深達度分類ではI度:表皮熱傷(紅斑のみ、水疱なし)、II度:真皮熱傷(紅斑、水疱形成あり、痛みあり)、III度:皮下熱傷(自然治癒は難しく植皮が必要)に分けられます。II度はさらに浅いII度と深いII度の二つに分けられます。浅いII度までは傷跡がのこらない可能性がありますが、深いII度以上になると瘢痕がのこることがおおいです。治療は軽症であれば外用薬でおこないますが、外来通院で治療なやけどの目安は体表面積の2%未満のIII度または対表面積15%未満のII度熱傷になります。

多汗症

多汗症は、エクリン汗腺からの発汗が亢進して、手の平、脇、顔、足の裏、頭部などに多量の汗をかく病気です。緊張や運動などで悪化することがあり、また安静時でも多量の発汗をすることがあり人とのコミュニケーションに悩みを抱え生活の質が低下する方が少なくありません。放置しても改善は期待できないため、1人で悩まずにまずはお気軽にご相談ください。

ヘルペス・口唇ヘルペス

ヘルペスは単純ヘルペスウイルス(HSV)によって引き起こされる感染症で、キスや食器、タオルの共有などを通じて他の部位や他の人に感染することがあります。HSV1とHSV2に分類されており口唇や眼にはHSV1が、陰部にはHSV2が感染していることが多かったのですが、近年ではその区別がなくなってきています。初感染またはもともと神経細胞に潜伏感染していたウイルスが再活性化して症状がでてきます。ピリピリやチクチクした痛みなどから始まり、水ぶくれが現れます。ストレス、疲労、感冒症状、排卵後など抵抗力が低下しているときにヘルペスは再発することがあります。初感染の潜伏期間は2-10日間、症状がでないこと(不顕性感染)が9割程度あります。小水疱が集まってできたり、粘膜にびらんができることもあります。人によっては頻繁に再発をおこすので生活の質を低下させてしまいます。感染が疑われる場合は早めに医療機関で診察を受けることが大切です。

皮膚がん

皮膚がんは、皮膚細胞に生じたがんの総称で、基底細胞癌、有棘細胞癌、メラノーマ(悪性黒色腫)などがその主な種類です。症状は種類によって異なり、初期には湿疹のような赤みが現れたり、ほくろと見分けが難しい場合もあります。
皮膚がんの主な原因は紫外線であり、紫外線によって遺伝子が傷つくことで発がんのリスクが高まります。その他にも慢性刺激、慢性炎症、喫煙、放射線、ウイルス感染、ヒ素などが皮膚がんの原因とされています。
早期の段階では湿疹のような赤みや急激なほくろの変化が現れることがあります。塗り薬が効果がない場合やほくろが急に大きくなってきた場合は、早めに医師に相談することが重要です。

エイジングケア

当院ではエイジングケアも行っています。
ビタミンC点滴やエヌエムエヌ点滴、エヌエムエヌサプリの内服を行っています。

ビタミンC点滴

ビタミンCは美容と健康に重要な栄養素であり、経口摂取の場合、ほとんど尿から排出されます。ただし、ビタミンCを注射や点滴で直接体内に投与することで、ビタミンCを効率よく全身に送り届けることができ、その効果を実感できます。その強力な抗酸化作用から美容であるエイジングケアの目的にも利用されるようになりました。日本ではビタミンCの推奨摂取量は100mg以上とされています。アメリカではアンチエイジングのための推奨量は2000-6000mgとされています。
生活習慣の乱れ(喫煙やストレス)、食生活の乱れ(偏食や野菜不足)により活性酸素が増えます。ほかには紫外線(UVA,UVB)や青色光によって表皮で活性酸素が発生しお肌に深刻なダメージを与えます。ビタミンCのような抗酸化物質により活性酸素を除去、コラーゲンの合成促進やお肌のターンオーバーを改善します。またシミの原因であるメラニンの合成を抑える作用もあります。
加齢によってビタミンCはどんどん減っていきますが、飲酒、ストレス、喫煙によってビタミンCが減少することが知られていますのでビタミンの補充だけでなく生活習慣の改善は必須です。

期待できる効果

エヌエムエヌ点滴

エヌエムエヌ(ニコチンアミドモノヌクレオチド)は、ビタミンに似た化合物で、正確な名前は「ニコチンアミドモノヌクレオチド」です。エヌエムエヌは人間や他の生物に自然に存在し、体内で生産されます。エヌエムエヌは体の健康と若さを維持するために重要な役割を果たし、加齢に伴い体内で減少してしまいます。身体機能や外見の若返り効果が期待され、世界中で注目されています。
当院では患者さんのご要望に応じて点滴療法とサプリメントによる内服処方を行っています。
エヌエムエヌを多く含む食品として枝豆、ブロッコリー、キュウリ、アボカドがありますが、たとえばブロッコリーの場合100㎎のエヌエムエヌを摂取するには40kgの量が必要になります。
老化研究においてエヌエムエヌの投与によりマウスの寿命が16%延びた(ヒトでは10数年の延長)という結果から世界中に知られるようになりました。
NAD+(ニコチンアミドモノヌクレオチド)が加齢に伴う疾病の進行をゆるやかにして健康寿命を延ばします。このNAD+は10代後半をピークに加齢とともに減少していきます。NAD+が不足すると老化だけでなく糖尿病などの疾患原因となりえます。エヌエムエヌはNAD+の前駆体物質でNAD+を直接摂取するよりも前駆体のエヌエムエヌで摂取した方が効率的に増加させることができます(NAD+を直接摂取しても細胞膜への浸透性が悪いこと、不快な副作用がでます)。
長寿遺伝子、抗老化遺伝子ともいわれるサーチュイン遺伝子は老化や寿命に深く関連しています。エヌエムエヌによってこの遺伝子を活性化することにより寿命が延びる(お肌、体力、疲労などの身体能力を改善する)と考えられています。

期待できる効果

  • 若さを保ちながら身体を健康へと導ける
  • 体力が回復しやすくなる
  • ぐっすりと安眠できる
  • 運動中の呼吸の苦しさが軽減、代謝の上昇
  • しわ、たるみ、しみの改善
  • 集中力の上昇
  • 認知症などの疾患改善

エイジングケア費用

疲労回復点滴(ニンニク注射+ビタミンC) 4,400円(税込)
白玉点滴 7,700円(税込)
美肌点滴(白玉点滴+美肌) 9,900円(税込)
美肌点滴・疲労回復点滴 8,800円(税込)~
エヌエムエヌ7500mg+ケルセチン4800mg
(60粒/本)
16,000円(税込)/本
エヌエムエヌ7500mg+ケルセチン4800mg
(60粒/本)
(開院キャンペーン)
9,900円(税込)
エヌエムエヌ点滴 100mg: 35,000円(税込)
200mg: 65,000円(税込)
300mg: 95,000円(税込)

※キャンペーンに関しましては、急遽終了することもありますので、ご確認くださいませ。