TOPへ

包茎

包茎について

包茎は亀頭の一部または全体が包皮で覆われている状態のことで、次のような種類があります。

仮性包茎

手で包皮をむけば亀頭の一部または全体を露出させられます。仮性包茎の場合、亀頭を洗浄するために包皮を後ろに引っ張らなければなりません。

性交時には包皮を後ろに引くことができるため、一般的には性交には支障がありません。

真性包茎

包皮をむけず、亀頭を露出できない状態です。衛生上の問題や性交渉の障害が生じる可能性があります。また、長期間放置されると包皮の内側が亀頭に付着し、陰茎の先端に膨れや炎症を引き起こすこともあります。さらに、真性包茎は陰茎がんの原因になる可能性も指摘されています。

真性包茎の場合、専門医に相談し、適切な治療を検討することが重要です。

嵌頓包茎

包皮をむくことはできますが、むいた包皮が亀頭の後ろに戻らず、亀頭を締め付けてしまう状態です。

嵌頓包茎は血流の制約を引き起こし、陰茎の痛みや腫れ、壊死などの緊急の問題を引き起こす可能性があるため早急に手術が必要です。

包茎手術について

包茎手術は、男性の陰茎の包皮を修正する手術です。通常は亀頭を露出させることができますが、包茎の場合は亀頭が露出しにくくなっています。排尿障害や感染リスクの増加、性行為への影響などが懸念されます。また、嵌頓包茎の場合は壊死のリスクもあるため、すぐに対処しなければなりません。

手術費用

包茎手術 120,000円(税込)

※この費用には手術代、診察代、薬代などが含まれています。
※お支払いはクレジットカードがご利用いただけます。

手術日

包茎の手術日は月曜・火曜・水曜・金曜の16時からになります。

診察料

初診 3,000円(税込)
再診(処置を伴う場合) 3,000円(税込)

包茎手術が必要とされる方

嵌頓包茎

嵌頓包茎は、包皮が陰茎の亀頭にかぶさり、手で元に戻せなくなっている状態です。陰茎の一部や全部に血液が流れにくくなり、壊死(細胞の死亡)のリスクが高まります。壊死が進行すると、深刻な感染症を引き起こすおそれがあり、早急な対処が必要です。なお、包皮を下げた状態で包皮が締めつけても、手で元に戻せるのであれば嵌頓包茎ではありません。

真性包茎

真性包茎は、陰茎が勃起していない状態で包皮をむくことができないタイプの包茎です。この状態では包皮が亀頭を覆い隠し、包皮を下げて亀頭を露出することが難しい状態です。真性包茎は排尿障害や男性不妊のリスクを増加させ、一部のケースでは陰茎がんの原因とも関連しています。包皮が狭くても、勃起時に亀頭を露出できる場合、それは真性包茎ではなく、仮性包茎と呼ばれます。

また、勃起していない状態では包皮をむくことができ、勃起時に痛みが生じる場合、これも仮性包茎に分類されます。

亀頭包皮炎を繰り返す

包茎の場合、亀頭と包皮の間に炎症が繰り返し生じることがあります。これを亀頭包皮炎と呼びます。亀頭包皮炎は痛みやかゆみ、発赤などを引き起こします。炎症が頻繁に繰り返されると、包皮と亀頭が癒着し、包皮を下げて亀頭を露出させることが難しくなります。そのため、亀頭包皮炎が繰り返す場合、早めに医師に相談することが重要です。

勃起すると陰茎が包皮で締め付けられる

包茎の場合、勃起すると包皮が亀頭を締め付けることがあります。この締め付けによって痛みが生じ、性交渉などの性的活動に支障をきたすことがあります。性的健康や性生活の質を向上させるためにも、このような場合は包茎手術を検討することが必要です。

包茎手術

原則として包茎手術は保険外の診療となります。
以下の項目に該当する場合は手術をお勧めしています。

  • 亀頭包皮炎を何度も繰り返す
  • 勃起時に包皮に痛みを感じる
  • 包皮が長く、外側の上の悩みがある
  • 亀頭や包皮の中が臭いが気になる
  • 陰毛が包皮に絡まり、痛みを考える

包茎手術の術後と経過について

  1. 手術後のケアも原則が責任を持って行います。
  2. 包帯やガーゼは通常1週間そのままにします。
  3. 抜糸は原則として7〜10日後に行います。
  4. 入浴は1週間できませんが、シャワー浴は包帯が濡れない範囲で可能です。
  5. 術後1か月はsexをお控え下さい。