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クラミジア感染症(世界で最も多い性病のひとつ)

 

 

クラミジア・トラコマチス感染症は世界でも最も一般的な性感染症の一つで1年間の新規感染者数は1億人以上とされています。

発生率は1年間で女性が1000人当たり38人、男性は1000人あたり33人

男性も女性も性交渉が活発な30歳以下がほとんどを占めています

クラミジア・トラコマチスによる性感染症で多くの場合無症状です。症状が出る場合は感染してからだいたい2週間程度の潜伏期間を経て症状が出てきます。

男性の場合: 尿道から膿がでてくる、排尿困難、陰嚢の痛みや腫れ

女性の場合: 膣からの分泌物、性交後の出血や不正出血、排尿障害などがあります

初尿(男性)や膣や子宮頸部(女性)から採取した検体でクラミジアの核酸増幅検査(PCR)を行うと、数日から1週間程度で結果がでます。治療薬としてはアジスロマイシン1gを単回内服することが一番多いです。

クラミジア感染のリスクが高い人の特徴とは?

・複数の性的パートナーがいる人

・自分の性的パートナーに複数の性的パートナーがいる場合

・コンドームを常に使っていない人

・性的パートナーが頻繁に変わる人

・新たに性的パートナーが変わったとき

・性風俗で働いている人

・淋菌・梅毒・HIVなどの他の性感染症がある人

・性的パートナーが男性である男性(LGBTQ)

感染経路は性的な接触により、皮膚や粘膜から侵入します。

アナルセックスやオーラルセックスで肛門や咽頭に感染することも増えてきています

診断方法としては米国疾病管理予防センター (CDC) は核酸増幅検査(PCR)を推奨しています。基本的には抗菌薬をのめば治すことができますが(90%以上)、注意点としてパートナーが未治療の場合には自分が治ったとしてもまた感染してしまいます。ですので自分とパートナー両方の治療が終わるまでは性交渉を控える事が大切です。さらに感染した後は1カ月程度あとに再度検査をして再感染していないかどうかを確認したほうがよいです。

女性の場合クラミジアに感染しても無症状な場合には気づかずに増殖して骨盤内に持続的な炎症を起こしたり、さらに腹腔内に進行すると肝周囲炎をおこします。子宮や卵管にも炎症を起こし不妊の原因にもなります(クラミジア感染のうち18%)。

妊娠中にクラミジアに感染していると、早産や低出生体重児の原因になったり

出産時に子宮頸部から母子感染した場合にはこどもに結膜炎や肺炎など起こす可能性があります。24歳以下の女性は全員、24歳以上でもリスクがたかめの女性は年に一回は性病検査を受けた方がよいです。

https://www.azabujuban-clinic.jp/sexually-transmitted-diseases/

https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/423-chlamydia-std-intro.html