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陰茎にできる腫瘍「陰茎癌」のもう一つの原因とは?ウイルス感染!?

陰茎癌の原因のひとつとして「包茎」がありますよという説明を以前のブログでしましたが、今回はもうひとつの大事な原因である「HPVウイルス感染」について説明したいとおもいます。

HPV感染とはなんですか、と言われてすぐわかる人は残念ながらあまり多くないと思います。HPVとは「ヒトパピローマウイルス」というウイルスで、HPVは子宮頸がんの原因ウイルスとされています。ただ子宮頸がんだけではなくいろいろな病気の原因になっている有名なウイルスなのですが、残念ながら一般的にはまだ十分に知られていないという現実があります。

この子宮頸がんの原因になっているHPV(ヒトパピローマウイルス)ですが、以前から世界保健機関(WHO)ではHPVワクチンを打ちましょうと推奨されていて世界中でワクチンが打たれてきたのですが、日本ではまだ十分に普及していないという現実があります。HPVにも種類があって、型番によってすこし性質がちがうんです。子宮頸がんですとHPVの16型18型が主な原因になるといわれていますが、陰茎癌に関しても実は同じ16型と18型あと6型がおもな原因とされています。なぜウイルス感染すると癌になるかというと、感染して繁殖しているHPVウイルスが作り出す物質が、特定のがん抑制遺伝子(p53, pRBといったもの)の機能を低下させてしまうことで、正常な細胞のDNAに異常をおこして癌化してしまうというのが知られています。

HPVウイルスは性交渉で感染しますので不特定多数の相手と性交渉している人、セックス開始年齢が若い人は陰茎癌のリスクが高いとされています。要するにいろいろな人とたくさん性交渉している人はリスクが高いですよということになります。

ですので性交渉開始する前の段階でHPVワクチンを打っておくというのが女性では推奨されてますが、同じ理由で男性もHPVワクチンは打った方がよいです。ただ現状では男性の場合はこのワクチンは結構高額なのですが自腹でうたないといけないのでなかなか広まっていないのが現実です。さらには、すでに感染してしまっている人に対しては治療薬というのは特にないので経過を見るしかないです。

まとめますと、包茎とHPV感染が陰茎癌の主な原因とされています。包茎は皮が被って皮の中が湿ってグジュグジュした状態が続くと慢性的に炎症が起きて癌化しやすいです。ウイルス感染も同じで感染して慢性的に炎症が起きると癌化しやすいです。

予防のために自分でもできることというのは日々陰茎を清潔に保つことです、あとは毎日自分の陰茎に異常がないかチェックする、包茎の人は皮を剥いて亀頭に異常がないかチェックするのが大事です。

万が一陰茎癌になってしまったとしても小さいうちに見つけておけば、切り取らないといけない陰茎の範囲も小さくてすみますので早期発見というのも重要です。

毎日きれいに洗って、見た目に異常がないかチェックする。そしてお子さんにはHPVワクチンをぜひ打ってあげてください。

https://www.azabujuban-clinic.jp/vaccination/

https://youtu.be/wbywrZ6A_p0